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精製を進め、ショ糖の純度を限りなく高め、さらに精製を進めることで透明度は増し、ショ糖はショ糖同士で結合しようとする性格をもつため、結晶はより大きくなります。明治13年に日本橋本町で創業した岡常は、平均粒径3.7ミリにまで精製を進めた白ザラ糖に、比類なき大き さという意味を込めて「鬼ザラ糖」の名を冠しています。
鬼ザラ糖

東京・日本橋本町は江戸時代から薬種問屋の町として知られ、現在も数々の製薬会社が社屋を構えています。医薬の祖神とされる大穴牟遅神、いわゆる大黒様少名毘古那神といった薬祖神を祀る神社や社殿も数々見られます。砂糖は古来薬種のひとつとして捉えられてきた食品でした。日本橋は製糖会社、砂糖門屋が今も数多く存在する街でもあります。
日本橋
